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橋本病の治療

橋本病の概要

橋本病のは、甲状腺の細胞を攻撃するりンパ球が出現することによって甲状腺が破壊される病気です。

橋本病のは、甲状腺の細胞を攻撃するりンパ球が出現することによって甲状腺が破壊される病気です。

罹患は女性が圧倒的に多く、男女比は1:9ほどにもなります。甲状腺機能が正常に保たれていれば、治療の必要はありませんが甲状腺機能が低下すると、橋本病の症状は、疲れやすい、寒がり、脱毛、肌のかさつき、顔や手足のむくみ、便秘、声がかすれるなどの症状が出現します

また、何らかの原因で、甲状腺の破壊が一気に進むと、「破壊性甲状腺炎」となり、甲状腺に蓄えられていたホルモンが一時的に大量放出されます。そのため甲状腺ホルモンが過剰分泌された状態になり、動悸や手のふるえ、体重の減少など、バセドウ病と同様の症状が現れることがあります。この場合、バセドウ病と誤診しないよう、特に注意をしなければいけません。

橋本病の抗体は血液で調べられますが、40代以上の女性の10~14人に1人の割合で自己抗体があるという結果も出ており、年齢が上がるほど陽性率が上がります。しかし、抗体があっても、7割以上の方の甲状腺は正常の範囲内で治療の必要はありません。実際に橋本病を発症し、治療が必要となるのは、陽性の方の1割程度と言われています。

橋本病の治療

橋本病の治療

橋本病の治療は、甲状腺ホルモンを投薬によって補充する補充療法です。

橋本病の患者は、昆布を過剰に摂取すると、昆布に含まれるヨードが甲状腺に取り込まれ、甲状腺の分泌を抑制してしまうため、昆布の摂り過ぎに注意してください。特に昆布茶や根昆布を毎日摂取しているという方は控えましょう。わかめや海苔はヨードの含有量がそれほど多くないためふつうに摂取してかまいません。

悪性リンパ腫への進行の可能性

1,000人に数人の割合で、橋本病から「悪性リンパ腫」に進行することがあります。その場合は甲状腺が急激に腫れてくるため、診察時には必ず甲状腺を触診して悪性リンパ腫の可能性がないかどうかをチェックします。

橋本病と妊娠

橋本病と妊娠

橋本病の抗体を持っている方は、抗体を持っていない方に比べ、妊娠率が下がることがわかっています。抗体を持っている方に甲状腺ホルモンを補充すると妊娠率が上昇します。

不妊専門のクリニックでは、ほぼ甲状腺の血液検査を実施していますが、不妊にお悩みの方で甲状腺の血液検査を受けていない方は、お受けになることをおすすめします。

どうぞ落ち着いたお気持でお越しください。 スタッフ一同温かくお迎えします。 新所沢駅徒歩1分 駐車場完備 04-2939-2006 ご質問やお問い合わせはこちらどうぞ落ち着いたお気持でお越しください。 スタッフ一同温かくお迎えします。 新所沢駅徒歩1分 駐車場完備 04-2939-2006 ご質問やお問い合わせはこちら
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